喧々諤々

ギリギリのところで生きてます

鬱病は甘えですか。

これは鬱病にかかったことがある人なら皆、通る道だ。

昨日の通り周りが鬱ばっかりだったので「欝は甘え」「かまってちゃんでしょ」という言葉はあまり聞かなかった。

それが職場に入り、何か月か経ったある日。

(ここからは職場での愚痴になります。ゴミンネ)

その日、私は4時で帰れるシフトだった。更に残業があるとも聞いていなかったので、薬は一つ(リーゼという抗不安薬です。職場でどうしてもダメそうになったら飲んでと言われてましたが、その頃には依存により仕事中は常に効果が続かなければ体が動かない。)しか持って行かなかった。朝飲んで、昼一回飲んで、そうしたらもう帰れるだろうと。慢心していました。

待てども待てども帰らせてくれず、仕事を任され続け、帰るはずの4時を過ぎても一向に返す気配はない。ようやく店長が近づいてきたと思ったら「休憩入ってくれば。」思わず「まだあるんですか!?」と返してしまった。こういうやり取り自体は珍しくなく、パートさんの中ではもっときつい言い方の人もいる。それでも私が気に入らないらしく呼び出してまで説教。

それから何日かして、部屋に二人で怒られた。

「動きが遅い、ちゃんとして、それと、定時に帰らないで、」

「あと、前帰りたがってたけど、ああいうのもやめたほうがいいよ。」

ここで急に話の本題に戻るのだが、この後店長はなんで帰りたがってたの、と一応聞いてくれた。というか定時で帰るのも許されんってか。

しかし、それについて正直に薬が足りないから。と馬鹿正直に言われてしまった。

「薬?薬がないって?じゃあ薬のせいでいいの?」

ここで聡った。一般人にはあまり死にたくなるほどの苦痛と悲しみと情けなさと同仕様もない希死念慮なんてないのか。

毎日毎日泣いて、他人困らせて、自分が情けないのはわかってる。でも何より死にたくてたまらない。今すぐにオホーツク海に飛び込んで苦しんでサメに食い千切られたい。しにたいしにたいしにたいしにたい

このどうしようもない思いをさっぱりさせてくれる抗不安薬、リーゼの役目だった。そばにいるだけで安心した。だが店長はそれを薬のせいにしていいの?といった。

その薬がないと社会生活すら満足にこなせない鬱病患者にとって薬は唯一の頼みの綱なのだ。

 

まあかなり話がそれた。結局鬱病は甘えでいいと思う。思いっきり甘えないと治らない、そういう病気だ。周りはぜひ鬱病無職を甘やかしてください。